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文明開化だ!欧風ヘアケア

12/24/2019

 
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さあ今回はヨーロッパから良い所を借りてきて、好印象ヘアケアを目指していきましょう。フランスをぶらついている経験から、どういったヘアケアが西ヨーロッパのおしゃれたちの間で支持されているかを紹介しつつ、科学的な観点も交えてより合理的なヘアケアを目指していこう。やっぱりさ、フランスははスマートに決まっている人率高いからね。みなさんも、見習うべき点は多いと思うよ。

僕らがおすすめするスタイルは、ドイツなどの硬水地域が多いところで特に評判の逆転のテクニックだ。さっぱり感としなやか感が両立する便利な方法だね。これは若い世代のヘアにうるさい人々の定番だから、一般的に普及しているかはわからないよ。

逆転のヘアケア定式
"トリートメント → シャンプー → コンディショナー"

日本人の髪の特徴
・黒く太い
・直毛と癖毛が交じった混合毛
・まとまりやおさまりが悪い
・乾燥している

主だった点はこのくらいだろうか。意外と気づかない方も多いかもしれないけれど、まったくのストレートという髪質の人は、日本ではかなり少ない。ほとんどが、ストレートとくせが交じった混合型だ。それゆえに、髪の毛は一見ストレートそうでも、きちんとまとまらずおさまりが悪いんだ。さらに毎日洗髪するため、髪自体の保水力が低くなり乾燥していく。髪の乾燥もまた、ヘアセットがしにくくなる要因の一つだ。

これを解決する手段で最も効果が高いのが、良質なトリートメントの導入だ。コンディショナーだけではなぜだめかというと、以上に挙げたようなヘアセットを妨害する要因に対してアプローチする力が弱いからだ。加えて、トリートメントの場合だとヘアケアはもちろん頭皮ケアまで踏み込めるので、何かと優秀なわけだ。髪の質感がよいと好感度も高い。

では、逆転のヘアケアの定式(トリートメント → シャンプー →コンディショナー)に戻ろう。トリートメントを先にすることで髪の諸問題は解決しつつ、オイリー問題にもアプローチする。通常のシャンプーの後にトリートメントでは、時間がたつにつれ髪や頭皮がオイリーになってしまう。洗い上がり後のさっぱり感がないのも困りものだ。それを解決するのが、逆転のヘアケアであるわけだ。では、具体的にどのトリートメントが良いか見ていこう。まあ、僕が夏休みとか日本にいるときに使っているやつだけどね。

トリートメントだとコストベネフィットで優秀なのは、断然、パンテーンだね。配合されているパンテノール(プロビタミンB5)には、保湿・血行改善・抗炎症の効果がある。香りも穏やかだ。もちろん、高いものでもっといいものはいくらでもあるけれど、安価でよいものとなると選択肢は限られてくる。
ヘアケアで重要なことは、頭皮のうるおいを保つことだ。だから、シャンプーもうるおいを逃がさない相棒を選んだほうがよいだろう。すっきりさっぱり感ガツンと来るシャンプーは確かに心地よいけれど、それは心理的効果が主であって髪や頭皮に対する良い効果を約束するものではないね。

シャンプーだとコストベネフィットに優れるのは、ボタニストのボタニカルスカルプシャンプーだ。これはベタイン系で、洗浄力が穏やかなもの。量もたっぷり入っているし、香りも穏やかだね。
コンディショナーもパンテーンで問題ないよ。
余談だけど、成分解析とかよく日本語のウェブサイトであるじゃないか。ああいうの、きちんとした医学者や薬学者がやっている場合をほとんどみかけないだろう。だから、そういう半分素人の解析系はあまりあてにならないから、読まない方がいいよ。だって、成分や処方に対する分析をするにしても、"化学の知識と臨床の経験"、その両方がなければわからないからね。

それで、トリートメントもシャンプーも香りも穏やかなものを選んだのは、その後の処置を念頭に置いているからだ。デオドラント剤やトワレを着ける人もいるだろう。ここで言いたいことは、匂いものは一つに絞っておかないと、混ざって臭くなるんだよ。匂いものは一つで良いんだ。

さて、"トリートメント → シャンプー →コンディショナー"のやり方ですが、それには樹脂製のコームが必要だ。身近にある目の粗い100円の櫛で構わない。乾いた髪にトリートメントを塗り、粗い方を髪に通してムラをなく馴染ませる。それで、数分程度置いて洗い流し、その後シャンプーをする。これだけだ。トリートメントの成分は先に塗ることで髪に吸収されていくから、シャンプー後は髪はやわらかく扱いやすくなっている。これは、例えるならば、こぼれたトマトジュースをふくのに使った乾いた雑巾は、何回すすいでもなかなか最初のトマトジュースが抜けてくれないよね。そのからくりと同じことだ。乾いた髪という繊維の内部まで、まずトリートメントを吸い込ませ、表面をシャンプーで洗い流すわけだ。最後に表面をコンディショナーで整えれば完成さ。

合理主義で無駄を嫌う欧風ヘアケアの話、楽しんでくれたかい。何より、大事なことは目移りすることではなく、続けられる良い習慣を長く続けることだ。髪にとってはそれが特に重要なことだ。香りものについての記事は今度書くね。それでは、今回はここまで。

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