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令和の危機(現代)と幕末の危機の違い ー片親パンを食べながらー

2/1/2023

 
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天才児はいつだって、この逆境の出口を探しているのさ。

​令和の危機は、単なる少子化による人口減以上に、教育水準の低さに起因する。他の先進国と比較する場合、低い教育水準が大きな課題になっている。低い知性は、価値の高いサービスを創造そして運営して富を産むという仕組みを安定して作り出すことをできなくしてしまう。

幕末の危機は、あまり危機ではなかった。当時、学問を修めていた武士は多く、知識や技術の内容が遅れていたのであって、頭のできの部分で大きく遅れていたわけではなかった。だから、ヨーロッパの大国に追いつくことこそなかったが、アジアでは一位のポジションまで登った。幕末時点での市民全体の知的水準も、欧米と比べて取り立てて低いわけではなかった。

令和の危機の不味さは、もうすでに多くの優秀な専門家(特に理系などハードサイエンス分野)での外国への流出が起こってしまったことだ。これを呼び戻すには、標準的な給与を出すことと、労働環境を改善すること、これだけでいいのだけれど、人件費の予算がつかないんだろう。理由はわからない。

そして、日本国内の人文社会科学系の学生は非常に苦しい立場に追い込まれていて、世界中の研究者が参加する専門のジャーナル(主に英語)も読めないようなできの悪い文系研究者のところで教育を仕込まれる。頭の悪い先生から習って、頭のいい生徒にはなかなかならない。こういう知性の例えでは実感がなければ、作曲のできない音楽教授から作曲が学べるかどうか?と考えてみるとわかりやすい。

アフガキという言葉を最近日本の友達から知った。アフリカのガキのような、という意味らしい。僕は、日本の学校の教室を電気の通っただけのアフリカとよく呼んでいた。日本人の子どもを指して、アフガキというのは、確かにそんな環境にいるかもしれないけれど、いくらなんでも口が悪すぎるだろう、と思った。だけど、どうもそう意味では無いらしい。貧乏な子ども、という意味だそうだ。

なら僕らは、みんなアフガキだな💚

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