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"フツーになりたい?"

"僕なら、ジユーを選ぶよ"

[オリバーの自由帳]

ハイレゾを全ワイヤレス化した話

11/25/2019

 
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自由帳にしたことだから、オーディオのことも書いていこうと思う。これまでは、有線ハイレゾを前提にライブラリや装備を選んでいた。だけど、スポーツを前提にしたライフスタイルへ移行するために、ポータブル・オーディオを全てワイヤレス化した。要するに、ハイレゾを部分的に捨てた。

Bluetoothの高音質規格を選ぶとなると、CD品質でaptX、ハイレゾ品質でaptX HDかLDACになると思う。ただし、知っている人は知っていると思うけれど、Bluetoothのハイレゾ向けコーデックは圧縮があって実質的にハイレゾではない。せっかくだし、僕用に一覧にしてみてみよう。
 
音楽CDのビットレート
44100Hz x 16bit x 2 = 1,411.2kbps
 
aptXのビットレート
48000Hz x 16bit x 2 / 4 = 384Kbps
 
aptX HD(ハイレゾ)のビットレート
48000Hz x 24bit x 2 / 4=576kbps
 
LDAC 最大990kbps
 
というように、ビットレートだけを見ればCDのクオリティにも負けている。
 
僕が思うのは、aptXは1/4に圧縮している時点でロスがあって、aptX HDで24bitの音源を飛ばして再生した場合でも、CDより劣るんじゃ?ってこと。aptX HDはハイレゾ音質として宣伝されているけど、実際はどうだろう。
 
*Xelento +  SHURE RMCE-BT2でコーデック聴き比べ
聴覚上は、SBCの方が階調が滑らかで、高音や雰囲気の再現が足りない。aptXは高域や低域までしっかり出て雰囲気が良いが、ギザギザしたデジタルな鳴り方をする。音に段差があるような鳴り方、ちょうど色数の少ない写真を見ているのと同じ感じ。aptX HDには、そういったギザギザ感はない。aptX HDで、24bitの音源と16bitの音源を比べると、24bitは明らかに音が良い。
 
aptX HDがハイレゾ品質というのは正しいような気もする。というのも、N5005と付属のBluetoothケーブル(aptX対応)で聴いたのと、Xelentoをaptx HDで聴いたのとを比較すると、なんとXelentoの方が細かい音や余韻を拾っているみたいだからだ。もともとN5005の方が頭一つ抜けて高解像度サウンドなのにもかかわらずね。ただ、N5005のBluetoothケーブルのアンプ性能がSHURE RMCE-BT2より劣っているだけ、という線もあり得る。僕が聴いた感じでは、N5005のBluetoothケーブルは有線と比べて特段劣らないくらいある程度しっかりした品質があるように思えた。低音はだいぶ減るけれど、それ以外は特筆するほどの問題があるわけではない。
 
高音質コーデックを論じるよりも、積んでいるアンプの性能が充分に良ければ、接続はaptXでも満足できる品質が提供されそうな疑いはぬぐえない。うーん、やはり、大事なのはヘッドフォンアンプの性能の方じゃないかな。だけど、気分的な問題として、aptX HDで接続できるケーブルが利用可能なら積極的にそれを使って行こう。
 
 
 
無線化したイヤフォン一覧
Xelento + SHURE RMCE-BT2
これは素晴らしい組み合わせだと思う。ただXelentoは、PVDコートされた樹脂製だから案外簡単に表面は剥がれそう。擦り傷は簡単に付く素材だしね。室内用。
 
N5005 + 付属のBluetoothケーブル
悪くない。本体の特殊なMMCX端子のために、他社のケーブルが入らないのが…。どこかしっかりしたケーブルを作って、N5005をaptX HDに対応させてほしい。というか、これだけの高級機に付属するBluetoothケーブルが、どうしてスポーツ用のケーブルなんだろう。室内用。
 
N40 + JPRiDE R1
JPRiDE R1はノイズが多く通信も途切れるので、大失敗だった。室内なら途切れないけど、それじゃ意味ない。コードも異常に長すぎ。バッテリーの位置は真ん中じゃないからずれてくる。JPRiDEじゃない、JSHAMEの間違いだ。 SHURE BT2と比べて優れている点は1/3という安さだけ。せっかく日本から取り寄せたのに。お出かけ用にする予定だった。結局SHURE RMCE-BT2をN40用に導入した。外で使うのには、ペンダント部が、邪魔だ。音は素晴らしいんだけど。

 
 
生まれつき無線のイヤフォン
BOSE QC30
SBC接続だけなんだけど、BOSEのソフトウェア処理が良いのか、音場は広いしノイズは綺麗になくなるし、色々考えさせられた機種。ワイヤレスで高音質を考慮している人は、BOSEの機種をレファレンスにするといいと思う。勉強用。
 
Marshall Minor II
超高解像度の現代サウンド。中音域をばっさりと切っているおかげか、曇りがなく音の解像度は有線の2万円台並に良い。お出かけ用。
 
Harman Kardon SOHO
Bose On-Ear Wirelessと比較されがちな機種。僕はSOHOの方が、高音が出る分好きかな。高音を聞き比べた感想は、Boseと比べてaptX接続の強みが生きているように思う。音のノリはBose On-Earの方が楽しい。室内用。
 
生まれつき無線のイヤフォンということは、バッテリーの寿命と共に死ぬ機械ということ。 このタイプの機種はちょっと試したけど、今後はノイズキャンセリング用途以外では買うのは控えたいな。
 
有線残留中の機種
RHA CL1
M5-1D

 
こういうめんどうな機種をワイヤレス化するには、Bluetoothレシーバーが必要だと思う。だけど、無駄を排するためのワイヤレス化だから、無駄になりそうなことは避けておこう。

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