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[オリバーの自由帳]

RHA CL1 Ceramic レビュー

11/30/2019

 
画像
RHA CL1 Ceramicのレビュー。
再生機器とテスト音源については長いので、末尾に書いてあるよ。
 
おすすめ度:★★★★☆

■全体的な印象
とても美しいセラミック外装だ。ジルコニウムは耐傷性は非常に高いけど、ぶつけたら簡単に割れるから、首からぷらぷら下げていると少し不安だね。とても綺麗で、耳のアクセサリーになるデザインだ。
 
■ドライバとハイレゾリューション
CLダイナミックトランスデューサという、通常の振動版(おそらくPEEKかPET製)にセラミック振動版を合わせた、デュアル風なドライバが使われているね。周波数帯域は16 – 45,000Hz。CLダイナミックトランスデューサ。かっこいいね、名前。
 
■高・中・低音、イコライザへの応答
高域よりだけど、低域もしっかりでる。中域は控えめだ。インピーダンスが150Ωあるので、きちんとドライブさせる能力のある再生機器でないと、とても細い高音だけしかでないイヤフォンと言う評価になるだろう。WM1Aだとしっかりと重低音まで出るけど、ZX300だと音が痩せてかなり高域寄りになるね。イコライザへの応答は良いよ。
 
■各楽器や声の質感
かなり繊細で、まさにクリスタルクリアという印象だ。いまいちくもっている音源もクリアで美的にしてくれる。楽器の生々しさ、シャープさという点においてのリアルさは、とても高いと思う。
 
■音の分離 分解能
音の分離が非常に優れています。おそらく、カナル型イヤフォンの中では、クラスを超えてハイレベルだ。ER4では太刀打ちできないレベルで、音が分離する。ここまで来ると、不快感を感じる人も多いかもしれないね。
 
■サウンドステージ
音場はかなり広い方で、IE80と同程度かな。
 
■付け心地・装着感・その他
重すぎたりせず、着け心地は良い。ちょうど耳の形に添うような形状をしているからだろうね。 
 
■遮音性
音場が広くて音の分離が良いとなると、遮音性が極端に低かったりするのだけど、CL1はそこそこ遮音性がある。ダイナミック型の中では、遮音性は平均的だね。
 
■まとめ
再生機器・環境さえ許せば、この価格でこれ以上ない素晴らしい音を奏でてくれる。特にハイレゾ音源との相性が抜群です。デュアルトランスデューサー(CLダイナミック&セラミックプレートドライバ)の性能は、耳を見張るものがあるよ。
再生機器・環境
SONY ZX300 & WM1A & NW-A50 & Arcam irDAC-II

テスト音源
*FLAC 44.1khz 16bit
Misfits, Hakuna Matata, Thousand Knives, Shining Boy & Little Randy, Messiah: For unto us a child is born, Bach Christmas Oratorio BWV248, Brahms Intermezzo Op 118 No 2

*FLAC 44.1khz~192khz 24bit (High-resolution audio)
Death with Dignity, Atlas song, Bad Romance, Trigger Bang, Unbreakable, Ballet Mecanique, La Valse

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