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X-00RIS"JUAN"

7/27/2022

 
画像

acta, non verba
…再起動中…
deeds, not words
​

​もしも、もう一度魔法が使えるのなら、僕はこう問おう。
 
僕たちは、僕たちが眠るところの王国で、王子と臣下の関係だったかもしれないけれど、友情はそれを超えるものがあった。
 
ピーター、きみは、大人になった。僕は…。
 
星々は、湖の底で眠りから覚める。母さん、やけどの跡は、消えたよ。先生が目立たなくしてくれた。僕はもうずっと昔に許しているよ。母さんは助けてくれなかったけれど、僕は、許したよ。
 
ピーター。僕たちは、きっと、あの星の裏側まで来てしまった。飛行機は、木で作ったけれど、あれはずっとずっと高いところを飛んだ。ペンキは、ずっとずっと蒼かった。僕たちの船はよくできていたから、きっと遠くまで来てしまった。なぜなら、ピーター、あれからきみは、大人になったのだから…。
 
ピーター、きみは、ずっと一緒にいてくれた?
 
「きっと俺たちは、どこかで掛け違えられたボタンだったんだ。それを編みなおそうとして、あるいは、まったく無頓着だった馬鹿な大人にすっかり騙されていたんだ。」
 
「僕は、悩んでないよ。きみがいるんだ。」
 
「俺はずっとここにいたよ。」
 
「きみは、大人になった。」
 
「そうだな。だけど、お前はずっと子どものままだった。それを守ろうとした俺たちは大人にならなければならなかったんだ。」
 
「どうしよう?」
 
ピーターは地図を開いて、僕に見せた。オークのテーブルは端っこが欠けて、ひどく黒ずんでいた。白黒の日焼けした地図を指して、ピーターの長い指は語り始めた。
 
「俺たちの来た道は、間違ってはいなかった。一度も迷子にはならなかったし、それは幸運だったと、今はしておこう。ここから先は、一人で決める必要はない。もうすぐ砂漠は終わる。飛行機は新しいのを作ろう。」
 
「何かを、見失ったんだ。」
 
「お前は何も見失っちゃいないさ。ずいぶん高いところまで来たんだ。だから、先に何も見えなくなっただけだ。俺たちは、ずっとずっと先へと、来てしまった…。」
 
「ただ僕は、どうしていいかわからなくなったんだ。」
 
「俺たちは、俺たちが造るところの王国で、毎晩は宴を開かなかったけれど、週に三回は馬で遠乗りに出た。お前は兎を獲って食べるのは残酷だといい、俺はくるみを拾わされるはめになった。だけど、俺は、何か損したとか、後悔したとか、そう思ったことはないよ。そして、神さまは、俺たちに3つの贈り物をした。アーケインオーガー、アルターアトラス、そして王族の勘だ。代わりに、俺たちはなくしたものはないよ。」

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